無価値観と不足感…
先日、2度目にお越しになったお客様から、1度目の施術後に体の変化がたくさんあったと大変嬉しいご報告をいただきました。
「こんな風に体の変化を感じる施術に出会ったのは初めてです。」
「髙田さんのお仕事はとても素敵なお仕事ですね」
ともおっしゃってくれました。
この仕事をしていて、やはりお客様に喜んでもらえるのが一番嬉しいことです。
だけど、サロンを始めた頃の私はただただ焦ったり、他人を羨む気持ちばかりでした。
専業主婦をずっとしてきたし、外との関わりもなく、なんとなく社会との隔たりや無価値観や不足感を感じていました。
それを埋めるために何かしなければという気持ちがドンドン膨らんでいったのです。
先日、資格を共に学んだ同期に会いに行き、彼女に施術をしてもらいました。
施術を受けるのは何ヶ月ぶりかな…。この日をずっと待ちわびていました。
そして、施術の後にたくさん話をしました。
私も彼女も施術とストレッチ教室をやっています。近くに同じ技術を持った人がいないので色々と悩みがあります。
なので、お互いの悩みを話したり、うまくいっていることなどの情報を交換しました。
その中で、彼女の言っていた言葉で印象的だったのが
「私たちが学んだ技術は誰かを幸せにするためにある」
ということ。
私の仕事は自分の無価値観や不足感を埋めるためのものではないと、彼女の強い気持ちを聞いて、私は「人にどう思われるか」とか「認められたい」という気持ちがまだあったなと気がつきました。
今回、同期の彼女と会えたことはとても学びになったとともに、自分の身につけた技術を使うことは誰かのためになるんだと自信が持てました。
体に不調を抱えてる人は、なんとか回復したい、少しでも良い方向にいきたいと願っています。
そんな人たちの助けになれれば、少しでも元気になってもらえればいいなと思います。
私が施術を受けることを待ちわびていたように、きっとお客様も同じような気持ちなんだろなと思うと、今まで以上に身を引き締めて頑張らねばと思うのです。
お客様が喜ぶこと、動きやす身体になってもらうこと、そして、毎日が楽しい!幸せ!と思えるように…身につけた技術を全力で使っていきます。