ストレッチ教室をしていると思うことが色々あります。
目の前にいる人が何を求めているのかを考える。
カルチャーセンターで月2回、とデイサービスで月1回、ストレッチ教室をしています。
どちらも同じことをしますが、違うこともあります。それぞれの場所にあった内容を考えてます。
求められていることが違う。
カルチャーセンターに来て下さっている方々は、「健康になりたい」「元気で過ごしたい」と思っています。
なので、課題を出してもみなさん頑張ってやってくれます。そして、出来ることを喜び、向上することを望んでいます。
一方、デイサービスの方々は認知症の方もいらっしゃるので、カルチャーセンターと同じようにはいきません。
まず、こちらの言っていることが理解出来ない方が多いのです。怒ってる方、寝てる方など様々です。なので、最初はどうしていいか分からず戸惑いました。
続けていけるかな?
このまま出来るのかな?
と正直、不安にもなりました。
ありがたいことに、半年ほど続いています。ご依頼いただいているのだから、とにかく笑顔で頑張ろうと思っています。声を大きく、ゆっくりと話すことを心がけてます。
次回はもっといいものにしたい!
どちらのストレッチ教室も、終わった後はすぐに次はどんな風にやろうかなと考えます。
どんなことをしたら喜んでもらえるのか、どんな風にしたら今回より伝わるのか。
私はまだまだ未熟な講師です。周りを見渡せば、熟練された講師の方がたくさんいらっしゃいます。そんな方々を見ると、わぁ、すごいな!と思う反面、私はあんな風には出来ないなと落ち込んだりもします。
そんな時は、
同じようにストレッチをしていても、きっと私にしか出来ない伝え方ややり方があるはずだ!
と自分で自分自身を励まし、奮い立たせるのです。
何が正解なのか分かりません。きっと永遠に分からないと思います。でも、だから面白いというか、やりがいがあるんだと思います。
これからもたくさんの人に触れ、たくさんの場所へ行き、たくさんの経験を積んでいけたらいいですね。
女性だから、母だから…私だから出来る、そんなことをどんどんやっていきたいと思います。